書店の自営業でも貯金が1500万以上ある方の話とその方法

自営業社10人の方にリアルアンケートを取ったのですが、多くの人は貯金はほとんどなく、できている人でも数百万単位というケースがみられました。そのなかでも貯金が1500万以上ある書店経営の方の話を聞けましたので、紹介します。

 

年金対策のための分散投資と節約が大台に乗った秘訣のようです。

 

目次

自営業でも貯金は1500万ためている秘密とは?

 

 

現在の貯金額1500万で、毎月最低15万円は貯蓄に老後に向けては3000万の貯蓄をベースにお金を回していくように考えています。積み立て定期を複数活用しています。生命保険も積み立て型で運用していること。イデコも活用しています。 よほどの事がない限りは途中で引き出さないように決めています。

 

日頃の生活費は、それぞれの支出に上限を設定しています。 生活費の中でも細分化して分け、食費で4万円以内、日用品で2万円以内、外食&交際費で3万円以内といった感じです。 経費で回せる分はなるべく経費で計上します。

 

店は年中無休で営業しています。これも、実は大きな貯金につながっています。 売上がコンスタントにとれることもありますが、家族でどこかに出かけることはめったにありません。

 

子供には寂しい思いをさせているかもしれませんが、週末や大型連休に遠出することも、旅行に行くこともありません。 その分でかなり、貯金に回せていると思います。

 

更に、書店経営だけでは不安なので、不動産を1件持って貸しています。 飲食店の物件を持っていて、2件の飲食店が入ってくれています。 元手はかかりましたが、毎月の家賃収入も大きな収入になっています。

 

預金は1つの銀行に絞らず、複数の口座に分けています。 また証券会社にも家族合わせて15件くらい口座を開いて、貯金を分散して預けています。

 

主にこの貯金管理は主人がアプリを利用して一元化して行っています。 ちなみに、証券口座に貯金を分散しているのも、貯蓄の運用目的です。

 

株への投資、FX、IPOなどを掛け持ちして行っています。今流行りの仮想通貨にも着手しています。 いずれにしてもマイナス運用になってしまっては本末転倒なので、信用取引には一切手を出さず、堅実な運用に努めています。

 

以上のように、積み立て定期+分散しての預金+資金運用+本業以外の副収入+日頃の節制の5本柱で貯金を堅実に行っています。

 

また、これは親の代からの教えなのですが、ローンは組まないようにしています。全てキャッシュで購入できる時期を待ってから、行動を起こすようにしています。

 

自営業者は年金がやばい!老後に備えて準備しよう

 

自営業の年金は恐ろしく少額です。なので、夫婦でそれぞれ規定の年数は一般の企業に就業して、厚生年金に加入していました。
それでも、いつ商売が傾くか分からない危機感は常に持っています。年中無休で働くのも、このような危機感からです。 「信用」が何よりも商売では大切だと思っています。

 

幸いにして持ち家であることと、不動産収入があるので、老後食べて行けるだけのお金は確保できると思っています。

 

さらに言うと、子供もあえて1人しか作りませんでした。兄弟がいる良さもあると思いますが、1人娘に惜しむことなくお金を使っていきたいので、1人しか生まないという選択をしました。

 

親バカかもしれませんが、自分たちが倒れた後も子供にある程度のお金は残してあげたいと思っています。そのために日々、コツコツと節制しています。

 

空いた時間があれば、クラウドワーキングも行っています。パソコンでいつでもどこでもお小遣い稼ぎができる時代なので、うまく活用して老後の足しにしていきたいです。

 

文章を綴ることは好きなので、何歳になっても続けられる内職だと思います。

 

まだもう少し先ですが、子供が困らないように老人施設に入居する資金や、葬式やお墓にかかる費用も専用に積み立てを始めようと思っています。

 

エンディングノートを用意し、いざという時に残された家族が判断に迷わないようにしておくのも老後に向けての責務だと考えています。 できるだけ長く商売は続けたいですが、身体が動くうちに夫婦の時間を持ちたいという夢も持っています。

 

それまで実現しなかった泊りがけの旅行にも行きたいですし、フェリーで色んな土地を巡りたいねということを、たまに2人で話し合ったりもしています。

 

自営業の生活は社会人より大変です!やるなら覚悟を持ちましょう。

 

はっきり言えることは、会社勤めの方が楽だったということです! ただし「楽」と「楽しい」はまた別問題です。
今の方が、楽しいです!

 

自由な時間は圧倒的に今の方がありません。特に子供は普通に経験できることを、たくさん我慢してくれていると思います。(たまに連れ出してくれる両親や義母、いとこたちに感謝です)

参観日には全て参加できていますが、運動会や学習発表会にもどちらかしか出席できません。 よく自営業だと「自由でいいね」と言われます。そのたびに、なんとなくイラっとした気持ちになってしまいます。

 

また、気楽な感じで「自分も会社やめてなんか始めようかなあ」と口にする友人を見ても、はがゆいものを感じます。 本当に自営業をするという覚悟というか、大変さをどこまで理解しているのかな?と思うからです。

 

これは例えば、フリーでクラウドワーキングをされている方にも共通の気持ちかと思います。 「なんか、楽そう」「会社に縛られなくて自由な感じがする」と思われるのが、1番不愉快です。

 

自分で経営することこそ、不自由なことはありません。自分を強く律することができる人、日々の目標を定め達成させていく根気がないと、フリーの仕事は無理だと思います。

 

会社員を辞めて今の道を選び、夫婦でその大変さを身に染みて痛感する毎日です。 でも、だからこそ張り合いがあって楽しいのです。生きている実感が持てます。

 

「遊ぶために働く」よりも「生きるために働く」といった感じです。 時給に換算したら恐ろしく低い額になるでしょう・・・。でも、そのような考え方自体さっぱりと無くなりました。

 

利用してくださるお客様に感謝感謝の毎日です。これからも誠実な商売を続け、賢く資産運用もしながら、家族仲良く生きていきたいと思っています。

 

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